一生に一度は訪れてみたいと思っていた出雲大社に
行ってみることにしました^^
せっかく車で(めったに!?訪れない場所へ)行くんだし
この機会に見ておくべき場所は・・・と考えて
足立美術館に立ち寄ることにしました!
6時15分に自宅を出発
大きくて丸くて、まるで美しいパンケーキのような月を見ながら
中国自動車道を進み落合JCTから米子自動車道へ
一番の心配は天候(積雪)だったのですが 暖冬のおかげで全く問題なく 高速道路を走行できました 雪といえばあちらの山にうっすらある程度 ウインタースポーツに携わっている皆様の ご苦労やいかばかりかと・・・ |
その後山陰自動車道へ入り安来ICで降りました
安来節とハガネのまち あー、わたし、今まで「やすき」と 思っておりましたが 正しくは「やすぎ」なのですね! 安来市の皆様、申し訳ありませんでした^^; |
足立美術館までは 看板で案内もありまして 安心して車を進めます! |
9時45分(所要時間3時間30分)、足立美術館とうちゃーく!
JR安来駅、米子駅、玉造温泉、皆生温泉 米子全日空ホテルより無料シャトルバスの 運行があるようです! ちなみにバスの後方にある建屋は新館で 入場は本館の方からになります♪ |
駐車場から本館(美術館入口)までは ちょっと歩きますので この時期は要コートです^^; |
美術館入口には立派な門松が設置され お正月を迎える準備完了の気配♪ |
入口の左側にも・・・ |
右側にも 美しく手入れされた小さなお庭が 広がり、期待感が増します! |
足立美術館は1970年、地元ご出身の実業家
足立全康氏によって開館された美術館であり
名園と横山大観コレクションがつとに有名です^^
それでは写真撮影OKな美しいお庭の様子をば・・・
「苔庭」 |
杉苔を中心とした苔の美しさが印象的! またこちらの赤松はすべて斜めに植栽されていますが その理由は、樹木は山の斜面にある一定の角度を もって生えており、庭園に植える際には その角度を尊重したとのこと・・・ なるほど、深いですねぇ^^ |
赤松の多くは石川県能登半島のもの 7月下旬から8月下旬にかけて すべて手作業で整枝が行われるそうです |
茶室 寿立庵入口 |
桂離宮の茶室「松琴亭」の面影を写し 京都の専門の工匠により建てられた茶室で 1500円(見学料+抹茶料)で入室できます! |
こちらの庭園は アメリカの日本庭園専門誌 (そんなマニアックな雑誌が アメリカにあるんですねー^^)が実施した 「日本庭園ランキング」で 13年連続日本一に 輝いておられるようです |
「案内する足立翁」 こちらは長崎平和祈念像をつくられた 北村西望氏によるものだそうです! |
可愛らしい銅像の名は 「将軍の孫」 こちらも北村氏によるもの |
さて、いよいよ主庭 「枯山水庭」です! |
背景の山々と手前の庭園が絶妙に調和し 見事な奥行き感を成しています |
実に美しく見飽きることがありません! |
これは本当に一見の価値ありです^^ ちょっと寄り道気分が大金星! |
「庭園もまた一幅の絵画である」とは 足立全康氏の言葉 |
ポスターと同じ構図で1枚! |
こちらの案内を見て・・・ |
撮影してみたのですが ズーム機能のないリコちゃん(GR DIGITAL Ⅳ)に 滝は遠すぎました・・・^^; |
「池庭」 1970年開館当初は こちらが玄関だったそうです |
元気いっぱいの錦鯉たち^^ |
生の衝立とは・・・ |
部屋の壁をくり抜き 景色を衝立に見立てているのですね! 何と風流な♪ |
横山大観の名作「白砂青松」を表現すべく 作庭された「白砂青松庭」 白砂の上に点在する大小の松が 見どころとのこと 中央やや左寄りに小さく白く写っている 滝(と川)を中心にして・・・ |
左側は女性的な庭園 |
右側は男性的な庭園と なっているとのことです |
日本庭園について何の知識も持たぬまま訪れてしまいましたが
そんなわたしたちであっても庭園の美しさに心から感動し
この庭園をつくられた足立全康氏と
この庭園を維持管理されている皆様に対して
尊敬の念を抱かずにはいられませんでした!
また、横山大観についても
「非常に有名な日本画家」
「美術の教科書で見たことあるよね・・・」程度の
大変お粗末な知識しかないわたしたちでしたが
展示されている数多のコレクションを目の当たりにし
作品に内包された溢れんばかりのオーラともいうべき力を感じ
年令を重ねるごとに変化していく作風や思いのようなものを感じ
生涯旺盛であった創作への熱意を感じとることができました^^
出雲大社の「ついで」というにはもったいないぐらい充実した美術館
また季節の良い時期に訪れたいと強く思いました!
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