Joel Robuchon Restaurantの2F
ガストロノミージョエル・ロブション
素敵な外観 |
ウェイティングスペースから階段を上がっていく雰囲気は
ラ・テラサ・デル・カジノを彷彿とさせる
テーブルとテーブルの間隔はゆったりと確保され
適度なざわめきは感じられるものの気にはならない
まずはシャンパンで乾杯!
上質でさわやかな泡が乾いたのどに気持ちいい♪
シックなテーブルセッティング |
美しいパン皿とオリーブオイル(バルサミコ酢が真ん中に) |
きれいにもりつけてくださったバター |
メニューはコースで3種類あったが
imaginé par Joël Robuchon に♪
ロブションブランドのキャビア缶 一面しきつめられたグレーのキャビアに思わず テンションが上がる! キャビアとカニ、ソースとの相性が抜群で一口ごとに 幸せを感じる |
先端が香ばしくおいしいパン |
特製生ウニ3変化 コーヒーの香るロブション風ピュレとともに(左) 桜エビの香るフランとフヌイユのヴルーテ(右上) 自家製海藻塩でマリネしてからキュウリと大根のロールにのせて(右下) |
コーヒーの香るロブション風ピュレとともに(左) じゃがいものなめらかさとクリーミーさがウニと好相性 |
自家製海藻塩でマリネしてからキュウリと大根のロールにのせて(右下) クスクスが用いられながらも和風な仕上がり説明を追加 |
桜エビの香るフランとフヌイユのヴルーテ(右上) フランとウニ、これ以上ない出会い♪ |
ワインはグラスで
白ワイン
SHUは
2003 POUILLY-FUISSÉ "CLOS REYSSIÉ RÉSERVE PARTICULIÉRE"
DOMAINE VALETTE
黄金色、シェリーのようなスモーキーな香りは樽で3年熟成されてから瓶詰めされたワインならでは。口当たりはあくまで柔らかく、香しい。
あーみーは
2008 CHASSAGNE-MONTRACHET 1ER CRU MORGEOT
DOMAINE B.MOREAU
すっきりとさわやか、果実味、酸味、ミネラル、とバランスのとれたきれいなワイン
タケノコ 冷たいヴルーテ仕立てにして、 フォアのソースとアワビを浮かべて えっ?タケノコをスープに?と一瞬驚くも 口に入れると「なるほど・・・」 タケノコの香りが口いっぱいに広がるも 決して和ではなく、立派にフレンチ! 出過ぎず、しかし存在感のあるタケノコに感動♪ コンソメジュレとも見事にマッチしている! |
卵 卵黄のみをほうれん草と共にラビオリにし、舞茸を添えて |
ウズラの卵黄を内に秘めたラビオリ 一口でいくにはやや大きく、しかし割ってしまうと 内で出番を待つ半熟卵黄を台無しにしてしまう・・・ 大いに悩む(0.5秒) もちもちとしたラビオリの皮、卵黄、ソースが すばらしく合ってもっと食べたいと思わせる一品 |
アンチョビ入りのミニクロワッサン(左)はSHUいわく お弁当に持って行きたい美味しさ! |
長期熟成のバゲット(左)は大変味わい深い |
旬の甲殻類3変化 スパイスとフレッシュハーブの香る小海老のブイヨンに浮かべて(右上) 車海老、カダイフ揚げ、グリーンカレーのソースと(左) タラバ蟹 ヴァプールにし、アニスの香るオリーブとレモンコンフィのコンディモンをのせて(右) |
スパイスとフレッシュハーブの香る小海老のブイヨンに浮かべて(右上) スープにあしらわれた多めのハーブに少し警戒するも全くの杞憂。 ハーブが過剰すぎず、あくまでさわやかな風味をスープにそえ スープ自体の味を引き立てる、相棒でいえば米沢さんのような 存在(分かりにくいか^^;) |
タラバ蟹 ヴァプールにし、アニスの香るオリーブとレモンコンフィのコンディモンをのせて(右) タラバ蟹は甘くみずみずしくまわりのソースとからめて 品のよい仕上がり |
車海老、カダイフ揚げ、グリーンカレーのソースと(左) 細いパスタの衣がさくさくと軽い海老に何と グリーンカレーのソースを合わせるという 西洋と東洋の意外な出会い♪ これは、一本とられました! これから家でもグリーンカレーに海老フライを つけてくれとのリクエストが出ることは ほぼ間違いないでしょう♪ |
赤ワイン
SHUは
2006 CHÂTEAUNEUF-DU-PAPE CHÂTEAU SAINT COSME
凝縮感が強く、グラマラスなワイン!
あーみーは
2007 GEVREY-CHAMBERTIN DOMAINE CLAUDE DUGAT
しっかりとしたボディが好みです!しかしきれいな果実♪
アオリイカ、ミ・キュイにポアレし、バスク風にまとめ イカスミのギモーヴと共に 細かく包丁を入れられ調理されたアオリイカは想像を超えた やわらかさ! 中央のギモーヴと合わせると日本料理で味わう烏賊とは 全く別の顔をしたイカが現れる |
魔法の器みたいです! |
ゴルゴンゾーラピカンテ ロワイヤル仕立てにし、ルバーブの コンポートと香ばしいアーモンドをのせて ゴルゴンゾーラのしょっぱさとルバーブの甘みが美しく融合♪ 抑制の利いたゴルゴンゾーラが品の良い仕上がりへ貢献! |
キンメ鯛 トマトの香りを移しながら蒸し上げ、 レモン風味のフヌイユのコンフィとホタルイカを添え ペルノー酒の香るブール・ド・トマトと共に |
火の入れ方が絶妙でふっくら柔らかくしっとりとした キンメ鯛とトマトの甘酸っぱさがさわやかに重なって! |
さらに赤ワイン
2003 CHÂTEAU CLIET POMROL
香りが豊かでタンニンもほどよく好みの味!
特選和牛 グリエにし、旬野菜のバリエーションと わさびの香るホウレン草のソテーと共に 脂の甘みとうまみがうまく引き出された焼き加減! 野菜もそれぞれ味が濃く楽しい一皿 |
スペルト小麦 リゾットにしモリーユ茸と金箔をあしらって 麦のぷちぷちした歯ごたえが気持ちのよいリゾット! |
SHUをして「これならどんぶりでいただきたい!」 といわしめる大変美味なリゾット♪ |
ここでお料理は終わり。
「お腹に余裕があれば、チーズはいかがですか?」と勧められるも
くやしいかな、余裕がほとんど感じられないためデザートへ!
フレーズ ソースをアールグレイのジュレにのせて アールグレイの風味豊かなジュレにいちご、マンゴーが さわやかさをもたらす一品! |
ポワール クーリを忍ばせたピスタチオのブリュレ わらび餅とマリネを添えて 洋梨とわらび餅の出会いは和でありながら、やはり洋! ブリュレはピスタチオが秀逸♪めりはりの効いた構成に脱帽! |
カフェとミニャルディーズ |
美しくかわいらしいお菓子のワゴンは まさにスイーツのワンダーランド! 全部食べてみたいと誰もが思うであろう 夢のワゴンでありました♪ |
最後にmerciと入ったミント味のキャンデー!
サービスはつかずはなれず、適度な距離感でおおむね良。
たっぷり3時間だが、きわめて楽しいエキサイティングなひとときであった。
真に記憶に残るディナー。
ここはやはり非日常の空間として楽しむのが得策であろう。
ガストロノミー ジョエル・ロブション (フレンチ / 恵比寿駅、目黒駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5
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