2015年12月26日土曜日

足立美術館へ!






一生に一度は訪れてみたいと思っていた出雲大社に





行ってみることにしました^^





せっかく車で(めったに!?訪れない場所へ)行くんだし





この機会に見ておくべき場所は・・・と考えて





足立美術館に立ち寄ることにしました!





6時15分に自宅を出発





大きくて丸くて、まるで美しいパンケーキのような月を見ながら





中国自動車道を進み落合JCTから米子自動車道へ





一番の心配は天候(積雪)だったのですが
暖冬のおかげで全く問題なく
高速道路を走行できました
雪といえばあちらの山にうっすらある程度
ウインタースポーツに携わっている皆様の
ご苦労やいかばかりかと・・・





その後山陰自動車道へ入り安来ICで降りました





安来節とハガネのまち
あー、わたし、今まで「やすき」と
思っておりましたが
正しくは「やすぎ」なのですね!
安来市の皆様、申し訳ありませんでした^^;





足立美術館までは
看板で案内もありまして
安心して車を進めます!





9時45分(所要時間3時間30分)、足立美術館とうちゃーく!





JR安来駅、米子駅、玉造温泉、皆生温泉
米子全日空ホテルより無料シャトルバスの
運行があるようです!
ちなみにバスの後方にある建屋は新館で
入場は本館の方からになります♪





駐車場から本館(美術館入口)までは
ちょっと歩きますので
この時期は要コートです^^;





美術館入口には立派な門松が設置され
お正月を迎える準備完了の気配♪





入口の左側にも・・・





右側にも
美しく手入れされた小さなお庭が
広がり、期待感が増します!





足立美術館は1970年、地元ご出身の実業家





足立全康氏によって開館された美術館であり





名園と横山大観コレクションがつとに有名です^^





それでは写真撮影OKな美しいお庭の様子をば・・・





「苔庭」





杉苔を中心とした苔の美しさが印象的!
またこちらの赤松はすべて斜めに植栽されていますが
その理由は、樹木は山の斜面にある一定の角度を
もって生えており、庭園に植える際には
その角度を尊重したとのこと・・・
なるほど、深いですねぇ^^





赤松の多くは石川県能登半島のもの
7月下旬から8月下旬にかけて
すべて手作業で整枝が行われるそうです





茶室 寿立庵入口





桂離宮の茶室「松琴亭」の面影を写し
京都の専門の工匠により建てられた茶室で
1500円(見学料+抹茶料)で入室できます!





こちらの庭園は
アメリカの日本庭園専門誌
(そんなマニアックな雑誌が
アメリカにあるんですねー^^)が実施した
「日本庭園ランキング」で
13年連続日本一
輝いておられるようです





「案内する足立翁」
こちらは長崎平和祈念像をつくられた
北村西望氏によるものだそうです!





可愛らしい銅像の名は
「将軍の孫」
こちらも北村氏によるもの





さて、いよいよ主庭
「枯山水庭」です!





背景の山々と手前の庭園が絶妙に調和し
見事な奥行き感を成しています





実に美しく見飽きることがありません!





これは本当に一見の価値ありです^^
ちょっと寄り道気分が大金星!





「庭園もまた一幅の絵画である」とは
足立全康氏の言葉





ポスターと同じ構図で1枚!





こちらの案内を見て・・・





撮影してみたのですが
ズーム機能のないリコちゃん(GR DIGITAL Ⅳ)
滝は遠すぎました・・・^^;





「池庭」
1970年開館当初は
こちらが玄関だったそうです





元気いっぱいの錦鯉たち^^





生の衝立とは・・・





部屋の壁をくり抜き
景色を衝立に見立てているのですね!
何と風流な♪





横山大観の名作「白砂青松」を表現すべく
作庭された「白砂青松庭」
白砂の上に点在する大小の松が
見どころとのこと
中央やや左寄りに小さく白く写っている
滝(と川)を中心にして・・・





左側は女性的な庭園





右側は男性的な庭園と
なっているとのことです





日本庭園について何の知識も持たぬまま訪れてしまいましたが





そんなわたしたちであっても庭園の美しさに心から感動し





この庭園をつくられた足立全康氏と





この庭園を維持管理されている皆様に対して





尊敬の念を抱かずにはいられませんでした!





また、横山大観についても




「非常に有名な日本画家」





「美術の教科書で見たことあるよね・・・」程度の





大変お粗末な知識しかないわたしたちでしたが





展示されている数多のコレクションを目の当たりにし





作品に内包された溢れんばかりのオーラともいうべき力を感じ





年令を重ねるごとに変化していく作風や思いのようなものを感じ





生涯旺盛であった創作への熱意を感じとることができました^^





出雲大社の「ついで」というにはもったいないぐらい充実した美術館





また季節の良い時期に訪れたいと強く思いました!



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