2016年1月28日木曜日

最近お気に入りのTV番組 浦沢直樹の漫勉!






物心ついた頃から絵を描くのが下手くそだったわたしは





絵(漫画)の上手な人をとてもうらやまく思い、尊敬してきました!





小学校中学年の頃、教育実習に来たかわいい女の先生が





絵(漫画)の上手な方で、プラスチックの下敷きに油性ペンで





シャア(ガンダム全盛期だったもので)を当たり前だけど





下書きもなくササーッとかっこ良く描いてくださったのを





感動の眼差しで見つめていたのがはじまり・・・





しかし、その後は絵(漫画)の上手な友達にもそれほど遭遇せず





「漫画を読むなら本を読め!」的家庭で成長したため





絵(漫画)が上手な人にはもちろん





絵(漫画)そのものに疎遠な時代が長く続き





自由に絵(漫画)に触れることができるようになったは大学以降・・・





そこで雷に打たれるごとき衝撃を受けたのはMASTERキートン!





絵が素敵なのはもちろんですが、その深いストーリーに





幾度となく涙し、感動に震え、文芸にはない





漫画の素晴らしさを思い知ったのでありました!





とはいえ、どっぷり漫画に嵌り込むということもなく





まぁ気が向いたら読むけど・・・ぐらいの距離感で





生きてきたわたしに再び雷が!!!





SHUさんが「たまたま見始めたらやめられなくなった!」と





教えてくれた、「浦沢直樹の漫勉





漫画家さんの仕事場にたくさんのカメラ等を設置し





締め切り当日の様子をあらゆる角度から撮影





後日、その映像を見ながら浦沢直樹先生と対談するという





夢の様な番組なのです!





まず驚いたのが、漫画ってこんなに手作り(アナログ)で手間がかかる





ものだったんだということ





今時のPCを駆使してクールでスマートに的・・・のまさに対極!





いや、PCを使っている部分もないわけではないのですが





基本、どの先生もペンで描かれるんですね!





そしてほとんどの先生のペンから生まれる線には





みじんの迷いもなく、ただただ美しいこと!





あたかもそこにそんな線が以前から描かれる運命





だったかのようなのです





でもそこにはもともとの才能もありますが





血の滲むような努力をされているという舞台裏もあり





何事も努力無くして・・・なのだと痛感させられます





どんどん絵が出来上がっていく=キャラクターに魂が入る過程は





絵心ナッシングなわたしからするとまさに神技です





作品が完成するまでにはこれほど精緻な作業を積み重ねられているのに





ぱっと見て「あ、絵が好みじゃない」とかで読まずに終了していた





失礼なわたしをどうかお許し下さいと伏してお願いしたくなります^^;





まれに見る素晴らしい番組ですよ♪



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